騙された…「1億3,000万円の不動産」を「6,000万円」で売却。自宅兼収入源を失い生活費ゼロに。認知症・高齢者の悲劇【弁護士の助言】

高齢者の不動産売却トラブルを防ぐには？～後悔しないためのポイント～

今回は、高齢者の不動産売却に関するトラブルとその対策についてお話しします。

最近、不動産の売却に関して高齢者がトラブルに巻き込まれるケースが増えているのをご存じですか？実際に「1億3,000万円の不動産を6,000万円で売却してしまい、生活費がゼロになった…」という衝撃的な事例もあります。

特に「リースバック」などを活用した売却は注意が必要です。リースバック自体は便利な仕組みですが、正しい知識を持たずに契約を進めると、不利な条件で家を手放すことになりかねません。

そこで今回は、名古屋市で不動産売却を検討している皆さんに向けて、

• 高齢者が巻き込まれやすい不動産トラブルの実例

• トラブルを防ぐためにできる対策

• 不動産業者としての注意点

を詳しくご紹介します！

1. 高齢者が巻き込まれた不動産売却トラブルの事例

国土交通省の発表によると、以下のようなケースが報告されています。

強引な勧誘による契約

「売らないと損しますよ」「今売らないと価値が下がる」といった強引な勧誘で契約を迫られ、後から契約を解除しようとしたら高額な違約金を請求された。

相場より著しく低額で売却

本来1億円以上の価値がある不動産を、相場の半額以下で売却してしまった。

買戻しができない契約だった

「リースバックをすれば、あとで買い戻せますよ」と言われたが、実際には買戻しができない契約内容になっていた。

認知症の高齢者が契約してしまった

認知症の診断を受けている高齢者が、業者の訪問営業を受け、気が付いたら売買契約が成立していた。

こういったトラブルに巻き込まれると、財産を失うだけでなく、住む場所を失い、生活が一変してしまうこともあります。

2. もしトラブルに巻き込まれたら？法的救済の方法

契約後に「これはおかしい！」と気づいた場合でも、救済措置があるので諦めないでください。

• 契約の無効を主張する（意思能力の欠如） 認知症などで判断能力がない状態で契約した場合、法的に契約が無効になる可能性があります。

• 消費者契約法違反を主張する 業者が不実告知（事実と異なる説明）をしたり、「必ず儲かる」と断定的な判断を提供した場合、契約を取り消せることがあります。

• 公序良俗違反を主張する 市場価格より著しく安い価格での売却や、生活費がゼロになるような契約内容は「公序良俗違反」として無効になる可能性があります。

• 錯誤・詐欺・脅迫による取り消し 「騙された」「脅された」といったケースでは、契約を取り消すことができます。

法律の専門家（弁護士や司法書士）に相談することで、具体的な対応策を講じることができます。

3. トラブルを防ぐためにできること

高齢者が不動産売却をする際、以下のポイントを押さえることでトラブルを防ぐことができます。

• 契約前に第三者に相談する 家族や信頼できる不動産業者、弁護士などに相談し、売却が本当に必要なのかを検討しましょう。

• 契約内容をしっかり確認する 「買戻しが可能」「市場価格と変わらない金額で売却できる」などの説明が、本当に契約書に明記されているか確認しましょう。

• 録音や書面で証拠を残す 業者とのやり取りを録音したり、説明を文書で求めることで、後々のトラブルを防ぐことができます。

• リースバックを利用する場合は国交省のガイドブックを参考に 弊社では、リースバックの仕組みやリスクについて、国土交通省のガイドブックを活用して説明を行っています。安心して取引ができるよう、事前にしっかり内容を把握しましょう。

4. 名古屋市で不動産売却を考えている方へ

「名古屋市で不動産売却を検討しているけど、何から始めればいいかわからない…」という方は、まずは無料相談をご利用ください！

センチュリー21興和不動産では、

• 市場価格を正確に査定（名古屋市 不動産 査定）

• 売却方法（通常売却・リースバックなど）の提案

• 契約前のリスク説明を徹底

といったサポートを行っております。

高齢者の方が安心して不動産売却を進められるよう、専門知識を持ったスタッフが丁寧に対応いたします。

「名古屋市 不動産 売却」や「名古屋市 不動産 査定」でお悩みの方は、お気軽にご相談ください！

名古屋市（天白区 緑区 名東区 昭和区 瑞穂区）ならびに近郊（日進市 東郷町）の不動産売却査定・買取・相続相談なら

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