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母が「持ち家だし大丈夫」と国民年金だけで暮らしていけると思っているのですが「月6万円」程度で本当に大丈夫なのでしょうか?
カテゴリ:気になる不動産関連ニュース記事まとめ  / 更新日付:2023/02/04 10:13  / 投稿日付:2023/02/04 10:13

母が「持ち家だし大丈夫」と国民年金だけで暮らしていけると思っているのですが「月6万円」程度で本当に大丈夫なのでしょうか?

母が「持ち家だし大丈夫」と国民年金だけで暮らしていけると思っているのですが「月6万円」程度で本当に大丈夫なのでしょうか? (msn.com)

『住む家はあるけど金は無い』
と言った状態をアメリカの不動産業界では“ハウスリッチ・キャッシュプア”と言うそうです。

日本でも持家以外に資産はほとんどないと言うケースも少なくありません。
持家で住宅ローンが終わっていれば住居に固定費がかかることも無いので年金だけで細々と暮らしていけると思うのもごもっともです。

しかしながら実際のところ年金だけでは生活費として十分でない場合もあります。
その様な場合に社会福祉協議会の不動産担保型生活資金貸付制度があります。
名古屋市社会福祉協議会 不動産担保型生活資金貸付制度

自宅を担保に貸し付けをするリバースモーゲージの一つです。
自宅に抵当権をつけて借金すると言う形になりますが好き放題お金を借りられるわけではなく社会福祉協議会が定める生活費水準に年金収入だけでは満たない場合に限り足りない部分を補う形で貸付する制度です。
リバースモーゲージなので亡くなった時に自宅を売却して借金を一括返済する形となります。
返済後の残ったお金は相続財産になるため本制度利用については法定相続人の同意が必要になります。

家はあるけど金は無い。
息子や娘も相続で家を引き継ぐ予定はない。
住み慣れた家も終活でいつか売るけど…今じゃない。
そう言った場合に積極的に活用できる制度と言えます。

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